ピラティスを始めたいけど、こんなこと思っていませんか?
こんにちは。西宮/東京港区にあるマシンピラティス専門スタジオ「heso pilates」でインストラクターをしているJacquinです。
「体力に自信がないから、まずグループレッスンでコツコツ頑張ってみよう」
「プライベートレッスンって、上手い人や運動できる人が受けるものでしょ?」
「プライベートは高いから、もう少し上達してから考えよう」
……実は、これ全部、逆なんです。
ピラティスを長年指導してきた立場から言わせてください。一番プライベートレッスンを必要としているのは、上級者でも体力自慢の人でもなく、「これからピラティスを始める初心者の方」です。
今日はその理由を、運動学習の観点からしっかりお伝えします。読み終わったあと、あなたの「ピラティスの始め方」に対する考え方がきっと変わるはずです。今日は少し違う視点から考えてみたいと思います。
正しい動きを身につけるには、1万回以上の繰り返しが必要
「1万時間の法則」という言葉を聞いたことがありますか?スポーツや楽器の習得において、何かをマスターするには膨大な反復練習が必要だということは、科学的にも広く知られています。
ピラティスも同じです。
運動学習の観点では、新しい動きが「身体に定着する」までには、正しい動きを1万回以上繰り返す必要があると言われています。

1万回。
これは決して誇張ではありません。人間の脳と身体は、繰り返しによってはじめて「この動きが正しい」と学習します。そしてその学習が積み重なって、初めて「無意識にできる動き」になる。それが本当の意味での「身体に定着した」状態です。
問題は「癖」と「自己流」
では、もしその1万回の繰り返しが「間違った動き」だったら、どうなるでしょうか?
答えは単純です。間違った動きが1万回身体に染み込むだけです。
人は誰でも、長年の生活習慣や仕事、過去の怪我などによって独自の「身体の癖」を持っています。猫背気味、片方の肩が上がる、腰に力が入りすぎる、膝が内側に入る——これらは日常生活の中で無意識についた癖です。
ピラティスを自己流で始めたり、動きを細かく見てもらえない環境で続けてしまうと、その癖のまま動き続けることになります。
そしてさらに深刻なのが、一度ついた癖を修正するには、新しい動きを覚えるより3〜4倍以上の時間と労力がかかるということです。これは運動科学の世界では常識です。正しい動きをゼロから覚えるのに1万回必要なら、間違った動きを修正するには3万〜4万回以上かかることもある。それほど、最初に正しく学ぶことが重要なのです。
グループレッスンは「楽しい」けれど「初心者向け」ではない
グループレッスンには大きな魅力があります。仲間と一緒に動く楽しさ、モチベーションが上がる雰囲気、コストパフォーマンスの良さ。これらは本物のメリットです。
でも、一つ正直にお伝えします。
グループレッスンは、インストラクターがあなた一人の身体をじっくり見ることができない環境です。
10人〜20人のクラスで、インストラクターが全員の細かな動きの癖を毎回チェックして修正することは、物理的に不可能です。あなたが知らないうちに、癖のある動きを繰り返している可能性がある。それも、毎週毎週。
グループレッスンが「初心者向けではない」というのは、レベルの問題ではありません。学習環境として、初心者が正しい動きを確実に身につけるには不向きな環境だということです。
グループレッスンが輝くのは、「すでに基礎的な正しい動きが身についている人」が、その動きをより深めたり、楽しみながら継続するフェーズです。
癖を放置したらどうなるか?身体が教えてくれるサイン
「でも、今のところ特に痛みもないし……」
そう思っている方もいるかもしれません。でも、身体の歪みや間違った動きのパターンは、必ずいつかサインを送ってきます。
- 肩こりが慢性化して、薬や湿布で誤魔化し続けている
- 腰が痛くて、正座ができない、長時間座れない
- 運動するたびに膝や股関節が痛くなる
- 整体やマッサージに行っても、すぐ元に戻る
これらは偶然起きているのではありません。長年積み重なった「間違った使い方」が、身体にダメージとして現れているサインです。
そしてこういった不調を抱えた方が、私のところに来られます。肩こりの症状を薬で何年も抑え続けていた方、腰痛がひどくて正座もできなかった方、数々のグッズや治療を試して一時的には良くなるけど根本的には変わらない、と言う方、術後のリハビリとしてお越しになる方、「手術は緊急ではないけど、何度かしたことがある」という方も少なくありません。
共通しているのは「もっと早くに根本から整えていればよかった」という後悔です。
プライベートレッスンで変わること
プライベートレッスンでは、インストラクターがあなたの身体だけを見ます。
初回のセッションであなたの姿勢、身体の歪み、動きの癖、過去の怪我や不調の履歴を把握した上で、あなたの身体に合わせたプログラムを組み、動きのたびに細かく修正します。
「そこで力を抜いて」
「この部分を意識して」
「今の動き、少し右肩が上がっていましたよ」
グループレッスンでは絶対に得られない、あなただけへのフィードバック。これが積み重なって、初めて「正しい動き」が身体に染み込んでいきます。毎週2〜3回グループで自己流に動くより、月2〜4回のプライベートレッスンで正しい動きを身につける方が、はるかに近道です。時間もお金も、長い目で見れば圧倒的に効率的。そして何より、身体を傷めるリスクが全然違います。
よくある質問:どんな人がプライベートレッスンに来るの?
「でも私なんて……」と思っているあなたへ。私のクライアントの顔ぶれをご紹介します。
- 長年、肩こりの症状を薬で抑え続けていた会社員
- 腰痛がひどく、正座ができなかった50代の主婦
- 身体のあちこちを痛めて、これ以上無駄なお金を使いたくないと決心した方
- 色んなグッズを買って、整体やマッサージも試したけど根本的に変わらなかった方
- 手術後のリハビリとして、身体を根本から整えたい方
- 「手術は緊急ではないけど、もう何度かしているから、もう手術はしたくない」と考えている方
特別な人だけが来るわけではありません。「このままではいけない」と気づいた、普通の方たちばかりです。
最初の一歩を、正しく踏み出すために
ピラティスは、正しく行えば本当に身体が変わります。慢性的な痛みが改善し、姿勢が整い、動きが軽くなる。その変化を実感している方が、私のスタジオにはたくさんいます。
でも逆に言えば、正しくなければ変わらない。それどころか悪化することさえある。
今から始めるなら、最初から正しく。グループレッスンに通い続けながら
「なぜか身体が変わらない」
「むしろ調子が悪い」
と感じている方、これから始めようと考えている方、まずは一度プライベートレッスンを体験してみてください。
あなたの身体の癖を把握して、あなただけのプログラムで、確実に変化を積み上げていきましょう。
忙しい人でも始めやすいHESOの仕組み
ピラティス初心者は、いつでも大歓迎です。
- 時間がある方 → 週1〜2回がおすすめ
- 忙しい方 → 月2回からでもOK
HESOは月謝制ではなく完全予約制なので、ご自身のスケジュールに合わせて自由に通えます。お仕事・家事・育児の合間でも、無理なく続けられます。



