身体が硬い時、ストレッチするとさらに硬くなる?ピラティスで柔軟性を取り戻す秘訣

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ストレッチのし過ぎは危険?! 呼吸法だけで身体が柔らかくなる理由とは?

こんにちは。西宮HESO PILATESスタジオのピラティスインストラクター、Jacquinです。

去年のこの時期と比べて、皆さまのお身体の調子はいかがでしょうか?私がよくお客様にお伝えするのは、「去年のこの時期と比べたら、今の方が身体の調子が良いですよ!」ということです。2年以上お付き合いしているお客様からも、「ピラティスを始める前より元気」「年齢を重ねても調子が落ちていない」という嬉しい声を頂いています。

ところで、皆さんは「ストレッチをたくさんすれば柔らかくなる」と考えていませんか?実は、これには大きな誤解が潜んでいるかもしれません。今日は「なぜピラティスではストレッチをしないのか?」について、そして呼吸法を正しく行うだけで身体が柔らかくなる理由をお伝えします。

ストレッチし過ぎると、逆に身体が硬くなる?

多くの人が「硬い部分はストレッチをたっぷりすれば柔らかくなる」と信じて疑わないと思います。私も大学で理学療法を学んでいた頃は、同じように考えていました。しかし、ピラティスの学びを深める中で、その認識が大きく変わりました。実際、ピラティスではストレッチを「たっぷり」行うことはなく、むしろ身体に適切な負荷をかけて筋肉を鍛えることで柔軟性を取り戻します。

ストレッチが逆効果になる理由

実は、硬い部分を無理にストレッチすると、筋肉がさらに硬くなることがあります。これは、筋肉が過度に伸ばされると、その反応として防御的に収縮し、硬くなるためです。また、筋肉の役割を果たさない部分が、過度に働いてしまうことで痛みや不調が生じることもあります。結果として、ストレッチを続けても柔軟性が向上せず、逆に悪化する可能性があるのです。

ピラティスが提供する柔軟性向上のアプローチ

ピラティスでは、無理なストレッチを強調するのではなく、筋肉の正しい役割を取り戻すことに重きを置きます。つまり、筋肉それぞれに本来の仕事をさせることが、柔軟性を向上させ、身体のバランスを整える鍵です。これにより、筋肉が適切に機能し、身体がスムーズに動くようになります。

また、ピラティスのエクササイズは、特定のストレッチに依存するのではなく、全身を使った多方向の動きを通じて、自然に筋肉を伸ばし、柔軟性を高める構成となっています。

ストレッチをしない代わりに行うべきこと

ストレッチをしない場合、「では家で何をすれば良いの?」という質問をよくいただきます。私の答えはいつもシンプルです。「呼吸の練習をしてください」。

呼吸がもたらす驚くべき効果

正しい呼吸を行うだけで、コアマッスル(体幹)のスイッチがオンになり、全身がバランスよく働き始めます。これにより、身体の緊張が解け、柔軟性が自然に向上します。また、ピラティスで推奨される深い呼吸は、身体に酸素を十分に送り込み、筋肉の緊張をほぐす効果もあります。

ストレッチよりも重要な3つのポイント

ピラティスで筋肉を正しく使えるようになったら、以下の3つを日常生活で意識するだけで十分です。

  1. 呼吸の練習:深い呼吸を意識し、コアマッスルを活性化させましょう。
  2. 骨盤のニュートラルポジションを意識:骨盤が自然な位置にあることで、身体全体のバランスが取れます。
  3. 毎日しっかり歩く:1日1万歩を目標に、正しい姿勢で歩くことで全身がバランスよく働きます。

身体の硬さや痛みは呼吸で解消できる?

「呼吸だけで本当に効果があるの?」と疑問に思う方も多いかもしれませんが、呼吸法の練習だけで驚くほど多くの身体の問題が解消できます。私自身、15年前には呼吸の効果に半信半疑でしたが、今では多くのお客様に呼吸法を実践していただき、その効果を目の当たりにしています。

例えば、肩こりや腰痛、股関節の痛みなど、日常的な不調も正しい呼吸とコアマッスルの活性化で大幅に改善されます。スタジオに来られたお客様の多くが「家で数分の呼吸練習を続けただけで、体が柔らかくなり、痛みが消えた」と話してくれます。

簡単に説明すると、呼吸の練習をすることでコアマッスルのスイッチをオンにすることができます。コアマッスルのスイッチがオンになったら、次に骨盤のニュートラルポジションや身体の真っ直ぐさを意識することで、そのスイッチオンの状態をさらに維持・延長できます。この状態で毎日10,000歩以上歩くことで、身体の機能を維持することが可能です。

もし、体が歪んでいる状態であれば、まずは自宅でエクササイズを行うよりも、呼吸を整え、骨盤ニュートラルと身体の真っ直ぐさを意識して、しっかりと歩くことの方が安全で、より効果的です。

=まとめ=ストレッチよりも重要なのは「正しい呼吸」

ピラティスでは、ストレッチをしなくても、身体を柔らかくする方法が豊富にあります。特に、呼吸法を正しく行うことで、体幹が強化され、身体全体がバランスよく機能するようになります。ストレッチを無理に行うよりも、呼吸法、骨盤の位置、正しい歩行に集中することで、身体は自然に柔軟性を取り戻し、痛みや不調が改善されます。

もし身体の硬さや痛みにお悩みなら、まずはピラティススタジオでのレッスンや呼吸法を試してみてください。日々の生活の中で簡単に実践できる方法で、あなたの身体が大きく変わるかもしれません。

もちろん、身体のお悩みがありましたら、レッスン中に遠慮なくご相談くださいね!

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