【インストラクター紹介】Heso Tokyo所属・STOTT PILATES®︎インストラクターTomomiの想いとは?

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なぜそう動くのか、わかると身体は変わる

こんにちは。東京港区にあるマシンピラティス専門スタジオ「heso pilates」でインストラクターをしているTomomiです。

ピラティスインストラクターと聞いて、まずどんな人を想像されるでしょうか?

私は、インストラクターの他に会社員としても働いていて、日々数字と睨めっこをしています。月によっては身体よりパソコンと向き合っている時間のほうが長い時もあるくらいです。

でも、だからこそ気づいたことがあります。身体も数字も、「なぜそうなっているのか」がわかると、急にコントロールしやすくなる。自分の身体に何が起きているかを自分で観察できるようになると、動きが変わる。タイトルの「わかると身体は変わる」は、私自身が体感したことであり、いまレッスンで一番お客様にお届けしたいことでもあります。

ヒザの痛みが、ピラティスの入り口

コロナ禍、一気に体重が増えました。その焦りからジムで筋トレを始め、スクワットやランジを中心に、重量が上がっていくのが目に見えてわかるのが楽しくて、フォームよりも数字を追いかけていました。

最初はちょっとしたヒザの違和感でした。でも無視して続けた結果、気づいたら階段を降りるたびにヒザが痛む状態になっていました。整形外科で診てもらうと、膝蓋骨まわりに炎症が起きていて、水もかなり溜まっていると言われました。約一ヶ月、運動を完全にお休みしました。座ったまま上半身だけ鍛えていた時期があります。せっかく痩せてきたのに、と焦っていたんだと思います。今考えると追い詰めすぎでした。あまり楽しくもなかったです。

転機になったのは、整骨院でピラティスに出会ったことです。ヒザに負担をかけずに筋力を向上させられると聞いて、久しぶりに「安心して動けているな」と思いました。そのまま深く学びたくなり、たどり着いたのがSTOTT PILATES®です。5つの原則を軸に、なぜその動きが必要かを言語化してくれる体系が、少し理屈っぽい私にはぴったりでした。

いったんウェイトトレーニングをやめて、ピラティスだけに絞りました。最初は車のブレーキに足を置くだけでヒザに違和感を覚えるほどでしたが、レッスンを続けるうちに、ヒザのお皿のあたりがすっと楽になって、力を太ももの付け根とお尻の方に逃がせる感覚ができていきました。痛んでいたのはヒザだったけれど、本当に動かすべきだったのはヒザの上下、つまり股関節と足元の方だった——そう理解したのは、誰かに指摘されたからではなく、レッスンを重ねるうちに自分の身体を観察できるようになったからだと思います。「わかった」瞬間に、ヒザが軽くなる。タイトルにした「わかると身体は変わる」は、このときの感覚そのものです。

ピラティス感覚でウェイトトレーニングを再開したら…

そうして3ヶ月ほどで痛みはなくなりました。階段の登り降りに不安がなくなったタイミングで、ようやくジムでのトレーニングを再開しました。

ウェイトトレーニングも再開しましたが、以前とはまったく取り組み方が変わりました。できるだけ重いウェイトを使うのではなく、正しい股関節の動きを意識することを優先する。すると、そこまで重くしなくても翌日ちゃんと筋肉痛が来るようになりました。「しっかり効いている」感覚が持てるようになったのも、ピラティスで身体の使い方を学んだからだと思っています。

今は、階段を駆け下りても、子どもの野球の練習に付き合っても、不安はありません。ただ、完全に何でもOKというわけでもなくて、いまでも気をつけている動作はあります。たとえばジャンプの着地で足裏のどこに重心を落とすか、ランジで骨盤がどう傾いているか。動きそのものは日常の延長ですが、ここを雑にすると、過去のヒザはちゃんと覚えていて違和感を返してきます。だからこそ、痛みが出る人に「正しく動けば大丈夫」と無責任に言えない自分がいるし、いまも気をつけている感覚があるからこそ、お客様の「ここが心配」にちゃんと共感できるんだと思っています。

仕事も育児も、隙間でやりくりしている方へ

現在は会社員として働きながら、子育てもしています。だからこそ、デスクにしばられて運動に使える時間が圧倒的に足りない、そんなビジネスパーソンの気持ちに共感できるんです。

「スタジオに来た日に、確実に何かが変わる」レッスンを心がけているのはそのためです。毎日通えなくても大丈夫!身体の使い方を理解すると、通勤中も、家事の途中も、日常のあらゆる動作が練習になります。電車の中でもできることはいっぱいありますよ。

忙しい中で時間を作って来てくださる方に、「来てよかった」と思ってもらえることが、一番の目標です。

「感覚でなく、理解で動く」を届けたい

インストラクターとして心がけているのは、動きの理由を伝えることです。

たとえば「お腹を引き込んで」という指示より、「骨盤が前に傾きすぎないよう、コルセットを巻くようにお腹を引き締めて」と伝えてみます。抽象的な言葉を、身体の仕組みに落とし込む言葉に変える。そうするとお客様の動きが変わる瞬間があるんですよね。感覚ではなく、理解で動けるようになった瞬間です。そういう瞬間に立ち会えると、この仕事をしていてよかったと思います。

レッスンではあまり派手なエクササイズはほとんど出てきません。日常の動作に近いからこそ、正しい体の動かし方を日々再現できるようになるんだと思っています。

呼吸から始めて、ご自身の身体に気づいてもらう

セッションは必ず呼吸から入ります。すぐに動き出さず、その日の身体の硬さや強張りを、ご自身の感覚で確かめてもらう時間を取ります。

昨年からわたしのセッションに通ってくださっているあずささんは、最初は「全体的に身体のめぐりが悪いのがつらい」とおっしゃっていました。姿勢を見ると、首は前に出て、立ったときの重心は足の小指側に逃げ、足首がぐらつく。背中はまっすぐで、骨盤が立っていない。改善できる場所が複数あって、全体的な不調につながっているようでした。

わたし達は週1回のレッスンを通して、あせらず順番に整えていきました。まずは太ももの裏の硬さをほどいて、骨盤を立てられるように。次は背中。今は足首の改善に入っています。

レッスンを続けるうちに、あずささんの言葉が変わってきました。「めぐりが悪い」の一言だったのが、「今日はここが痛い」「ここを変えたい」に。その時に感じている身体の違和感を、具体的に言語化できるようになっていく。私はこれが、ピラティスを続けて一番すごいことだと思っています。痛みが取れることや姿勢がきれいになること以上に、「自分の身体に何が起きているかを自分で気づける」ようになる。気づければ、選び方が変わる。選び方が変われば、動きが変わる。その過程を一緒に経験していくことが、インストラクターの存在意義だと思っています。

こんな方へピラティスをオススメしたい

こんな方に、特に来ていただきたいと思っています。

  • 仕事や育児で時間が取りにくく、「続けられなかった」経験がある方。通えない日が続くと罪悪感を感じてしまうこと、よくわかります。でも、身体の使い方を理解すれば、スタジオの外でも動き続けられます。
  • 筋トレやスポーツで痛みが出たことがある方。頑張ったのに身体を壊してしまう悔しさは、私自身も経験しました。「正しく動く」ことを一緒に丁寧に積み上げていきましょう。
  • 「なんとなくやる」より「理解してから動きたい」という方。感覚より理屈、という方は大歓迎です。むしろ、そういう方との時間が一番好きかもしれません。

TomomiのInstagram

日常に溶け込むピラティスの話を書いています。

「帰り道のピラティス」→ @tokumine.pilates
https://www.instagram.com/tokumine.pilates

heso TOKYOで皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

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