間違った練習がクセを作る?正しい身体の使い方とは
お客様から教えられたこと:なぜ家でエクササイズはしなくてもいいのか?
こんにちは。西宮heso pilatesスタジオのピラティスインストラクター、Jacquinです。
先日、お客様がレッスン中に興味深いことを教えてくれました。
「前回のレッスンで動きがカチカチだった理由が分かりました!実は、YouTubeの動画を見ながら家でピラティスを練習していたんです。」
この話を聞いて、「やっぱり!」と思いました。
実は、養成コース中でも、新しいお客様からもよく聞かれる質問のひとつが、
「家でどんなピラティスエクササイズをしたらいいですか?」
ですが、私のお客様のほとんどは家でピラティスのエクササイズをしていません。
それでも、月1~2回のレッスンだけで、身体の変化を実感し、より良い動きを身につけています。
むしろ、家で間違った練習をしてしまう方のほうが、動きが硬くなったり、フォームが崩れたりすることが多いのです。
今回は、なぜ「家でピラティスのエクササイズをしなくてもいい」のか、その理由を詳しくお話します。
YouTubeを見ながらピラティスをしたことはありますか?
今はSNS社会なので、InstagramやYouTubeには
✅「猫背の人はこのエクササイズをしましょう!」
✅「腰痛を改善するには、このエクササイズを毎日続けましょう!」
といった動画がたくさんあります。
実は、私も最初はお客様に「家でもエクササイズを!」と勧めていました。
しかし、家で練習していたお客様の身体は、意外にも変化が少なく、むしろ動きがバラバラになってしまうケースも多かったのです。
一方で、家でエクササイズをしていないお客様のほうが、レッスンの中で身体の変化が早いことに気づきました。
この現象を何度も観察し、試行錯誤を繰り返した結果、私はある結論にたどり着きました。
家で練習したことは、そのまま身体に残る
✅ 正しい動きをすれば、身体に良いクセがつく
✅ 間違った動きをすれば、身体に悪いクセがつく
特に初心者の方は、自分の動きを正しくコントロールするのが難しいため、レッスンでさえ上手くできない動きを、家で正しく再現するのはもっと難しくなります。
もし、間違った動きを繰り返してしまうと、そのクセが定着してしまい、次のレッスンで直すのに時間がかかることになります。
つまり、家での練習が 「間違ったフォームを強化する時間」 になってしまうこともあるのです。
では、家でエクササイズをしないなら、何をすればいいのでしょうか?
家でエクササイズをしないなら、何をする?
私がたどり着いた答えは、ストットピラティスの原則の1つである「呼吸」です。
10年以上ピラティスを指導してきて分かったことは、呼吸が変わらないと、いくらエクササイズをしても身体は変わらないということです。
そこで、お客様に「家では呼吸の練習だけしてください」とお願いしました。
結果は驚くべきものでした。
ほぼ全員のお客様が、「呼吸だけでも身体が変わった!」と実感したのです。
特に、以前は家でエクササイズをやっていた方ほど、その違いを実感していました。
最初は私も半信半疑でしたが、呼吸の練習を取り入れてから、誰も文句を言いに来ることはなくなりました。
呼吸が変わると、背骨が自然に柔らかくなり、横隔膜や骨盤底筋だけでなく腸腰筋も正しく働くようになります。
腸腰筋が適切に機能すれば、 骨盤のニュートラルが取りやすくなり、全身の可動域が広がり、身体の機能が向上します。
本当にピラティスのエクササイズは家でやらなくてもいいの?
極端な話ですが、レッスンで1時間ピラティスを頑張ったとしても、スタジオを出た瞬間に姿勢が崩れたら、身体は変わるでしょうか?
答えは NO です。
1時間のレッスンではスッキリした感覚になっても、
✅ 正しい筋肉の使い方を覚えていない
✅ 普段の生活で意識していない
といった状態では、身体は変化しません。
では、家で何をすればいいのか?
✅ 「呼吸」を意識する
✅ 普段の姿勢を意識する(まっすぐ立つ・座る)
特に日常生活での姿勢を意識している方は、レッスンでも動きがスムーズになります。
逆に、普段から姿勢を意識していない人は、レッスン中も無意識のクセが強く、動きがバラバラになりがちです。
ピラティスのエクササイズ自体はとても効果的ですが、レッスン以外の時間をどう過ごすかが、身体の変化に大きく影響します。
そのため、家でエクササイズを無理にやるのではなく、まずは呼吸と姿勢を意識することが、ピラティスの効果を最大限に引き出すカギなのです。
=まとめ=ピラティス初心者の方へ
「ピラティスは家で練習しなくてもいい」
これは初心者の方ほど意識してほしいポイントです。
正しい動きを覚えずに、自己流でエクササイズをしてしまうと、逆に身体を悪くしてしまう可能性もあります。
まずは呼吸と姿勢を意識することから始めてみてください!
そして、ピラティスの基本を正しく身につけるために、スタジオでのレッスンを受けることをおすすめします。
ピラティス初心者の方へ:理学療法士が伝える正しい身体の使い方
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