「ストレスは体に悪い」と思っていませんか?
こんにちは。西宮heso pilatesスタジオのピラティスインストラクター、Jacquinです。
「ストレスは体に悪い」と思っていませんか?
実は、ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があるのです。
この違いを理解し、上手にコントロールすることで、心も体もより健康に過ごすことができます。
今回は、「アロスタシス負荷(Allostatic Load)」という概念をもとに、ストレスとの上手な付き合い方を解説します。
アロスタシス負荷(Allostatic Load)とは?
人間の体は、環境の変化やストレスに適応するために自律神経やホルモンのバランスを調整する機能(アロスタシス) を持っています。
しかし、この適応が過剰になったり、長期間続いたりすると、体に大きな負担がかかります。
これを 「アロスタシス負荷」 といいます。
例えば…
✔ 適度な運動 → 健康に良い(良いストレス)
✔ 過剰な運動や睡眠不足 → 体に負担がかかる(悪いストレス)
このように、ストレスには「ポジティブなアロスタシス負荷」と「ネガティブなアロスタシス負荷」の2種類があり、それぞれの影響が異なります。
ポジティブ・アロスタシス負荷(良いストレス)とは?
短期間の適度なストレスは、むしろ体に良い影響を与えます。
ストレスが少しあることで、脳や体の適応力が高まり、健康やパフォーマンスが向上するのです。
ポジティブなストレスの例
✅ 運動:筋トレやピラティスで適度な負荷をかけると、筋力や柔軟性が向上
✅ 学習・チャレンジ:新しいスキルを学ぶと脳が活性化し、記憶力アップ
✅ サウナ・交代浴:寒暖差のストレスで自律神経の調整機能が向上
✅ 短期間の断食(ファスティング):細胞の修復機能が高まり、健康をサポート
▶ 重要なのは、「適度」な負荷をかけること!
無理をしすぎず、心地よい範囲でストレスを活用しましょう。
ネガティブ・アロスタシス負荷(悪いストレス)とは?
一方で、慢性的なストレスは心身に悪影響を及ぼします。
ストレスが長く続くと、体の回復が追いつかず、健康リスクが高まります。
悪いストレスの例
❌ 長時間労働・人間関係のストレス → 自律神経が乱れ、疲れが取れない
❌ 睡眠不足 → ホルモンバランスが崩れ、太りやすくなる
❌ 過度なトレーニング → 体が回復できず、疲労が蓄積
❌ 加工食品・糖分の摂りすぎ → 慢性炎症の原因になり、病気のリスク増加
これらの「悪いストレス」を減らし、回復を促すことが健康を守るポイントになります。
アロスタシス負荷を上手にコントロールする方法
では、どうすれば「良いストレス」を活用しながら「悪いストレス」を減らせるのでしょうか?
✅ ストレスをプラスに変える習慣
- 運動を取り入れる:ピラティスやストレッチで体を整える
- 良い食事を心がける:加工食品を減らし、バランスの良い食事を摂る
- 睡眠をしっかり取る:寝る前のスマホを控え、深い眠りを確保
- リラックスする時間を作る:瞑想や呼吸法でストレスをリセット
- ポジティブな挑戦をする:新しいことにチャレンジし、脳を活性化
❌ 悪いストレスを減らす習慣
- 長時間労働を避ける
- 人間関係のストレスをためこまない
- 無理なダイエットやトレーニングをしない
- ジャンクフードや甘いものを控える
=まとめ=ストレスは良いもの?悪いもの?
🔹 ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」がある
🔹 適度なストレスは、健康やパフォーマンスを向上させる
🔹 慢性的なストレスは、体に悪影響を及ぼす
🔹 運動・食事・睡眠・リラックスを意識して、ストレスをコントロールしよう!
「ストレス=悪」ではなく、「ストレスを味方につける」ことが大切です!
ピラティスや正しい習慣で、健康な心と体を手に入れましょう✨めに、スタジオでのレッスンを受けることをおすすめします。
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