運動後の疲れ方、食欲、目覚めまで変わる理由とは?
こんにちは。西宮heso pilatesスタジオのピラティスインストラクター、Naoです。
昨日のグループレッスンの帰り道、ふと「ああ、やっぱり違うな…」と実感しました。
以前ジムで運動していた時は、ぐったり疲れるのに、ピラティスをした日はむしろスッキリする。
確定申告の準備で座りっぱなしの日が続き、久しぶりにしっかり動いたからこそ、改めてその違いを強く感じました。
(確定申告、もっと前から始めればよかったんですけど…なかなか💦)
昨日のグループレッスンは、週に一度スタッフの体のメンテナンスとして開催されています。
「なんか疲れてるし、軽く動こう…」なんて思いながら始めたのに、
終わる頃には気分が上がって、「もう少しピラティスして動いて帰ろう」と思い、1時間余分に動いて帰りました。
終わってからは、体が軽くなっていました。
さらに、家に帰ってからも、後回しにしていたことを気づいたらやっていて、自分でも驚きました。
同じ「運動」なのに、なぜこんなに違うのでしょう?
あくまでも私自身の体感ではありますが、その違いを改めてまとめてみました。
運動後の疲れ方が違う!ピラティスは自律神経を整える
ジムでの運動(以前の私)
❌ 帰り道はどっと疲れが出る
❌ 体が重く、帰宅後はすぐに横になりたくなる
❌ 「やり切った!」よりも「とにかく疲れた…」
ピラティス後(今の私)
✅ 適度な疲れとスッキリ感
✅ 「もう少し動いて帰ろうかな」と思える
✅ 帰宅後も気持ちが前向きになり、やるべきことがサクサク進む
これは自律神経の働きに大きな違いがあるからです。

ジムの運動はアウターマッスルを激しく使うため、交感神経が過剰に働き、
運動後にどっと疲労感が出やすくなります。
ピラティスは深い呼吸を伴いながら、インナーマッスルをじっくり使うため、
交感神経と副交感神経のバランスが整い、疲れを感じにくいのです。
食欲のコントロールが違う!ピラティスは食べすぎを防ぐ
ジムでの運動(以前の私)
❌ 運動後、とにかくお腹が空く
❌ 「運動したからいいよね」と食べすぎる
❌ 結果、消費カロリーより摂取カロリーが多くなる
ピラティス後(今の私)
✅ 極端にお腹が空かない
✅ 適量で満足できる
✅ 「お腹空いたから何か食べなきゃ!」という衝動がない
ピラティスは、インナーマッスルを中心に使うため、血糖値が安定しやすいのが特徴です。
ジムでの高強度トレーニングでは、急激にエネルギーを消費し、
血糖値が乱れやすくなるため、運動後に強い空腹感が出てしまうのです。
つまり、ピラティスは運動後の食欲を安定させ、無駄なカロリー摂取を防ぐことができるのです!
翌朝の目覚めが違う!ピラティスは深い睡眠を促す
ジムでの運動(以前の私)
❌ 翌朝、体が重くてなかなか起きられない
❌ 「せっかく運動したのに、疲れが抜けない…」と感じる
❌ 疲労感が取れず、またダルさを引きずる
ピラティス後(今の私)
✅ スッと起きられる
✅ 体が軽く、むしろ「今日も動きたい」と思う
✅ 疲れを翌日に持ち越さず、1日が快適にスタートできる
ピラティスは、副交感神経を優位にする運動なので、
寝る前に行うと、ぐっすり眠れて翌朝スッキリ!
ジムの運動は、交感神経が過剰に働きやすいため、
運動後すぐに眠ると睡眠の質が低下し、疲れが残りやすくなります。
ジムとピラティス、それぞれの違いを比較
ジムの運動 | ピラティス | |
---|---|---|
運動後の疲労感 | ぐったりして動けなくなる | ほどよい疲れでスッキリ |
食欲の変化 | 空腹感が強く、暴食しがち | 食欲が安定し、適量で満足 |
翌朝の体調 | 体が重く、スッキリ起きられない | 目覚めが良く、体が軽い |
自律神経の影響 | 交感神経が過剰に働き、疲れが溜まりやすい | 交感神経と副交感神経のバランスが整う |
どちらが正解?目的に合わせて選ぶのが大切!
ここまで私自身の体験を書いてきましたが、「だからジムはダメ」ではありません!
ジムでの運動が好き、汗をかくのが気持ちいい、ストレス発散になる人には、ジムトレーニングが最適です。
でも、私のように…
✔ 「運動すると疲れすぎる」
✔ 「食欲が乱れる」
✔ 「朝がしんどい」
と感じる人には、ピラティスのような「自律神経を整える運動」のほうが合っているかもしれません。
運動は目的によって選ぶべきもの。
どちらが良い・悪いではなく、「自分の体がどう反応しているのか?」を感じながら、心地よい運動を選ぶことが大切です。
まとめ:運動は「頑張るもの」ではなく「続けられるもの」
ピラティスを始めてから、私は「運動すると元気になる」という感覚を知りました。
運動が「頑張るもの」ではなく、「続けられるもの」だと実感できるようになったのです。
運動は、無理なく続けることが一番大切!
ジムとピラティス、それぞれの特性を理解し、自分の体に合った方法を選ぶことが、健康を長く維持する秘訣です。
もし、ジムでの運動がしんどい・疲れが取れないと感じているなら、
ぜひピラティスを試してみませんか?
心と体のバランスを整え、運動後もスッキリ軽やかな感覚を手に入れましょう!✨